科学論文の水準を維持するためには、優れた査読は欠かせないものです。 EPS誌では2013年から、査読者の中から優れた査読者を表彰しています。 受賞者は、editorial board memberおよび特集号のguest editorの推薦に基づいて毎年決定します。 Calum Chamberlain (Victoria University of Wellington, New Zealand) Naoji Koizumi (The University of Shiga Prefecture… もっと読む
EPS誌ではeditorの推薦に基づき、優れた論文をハイライト論文として毎年表彰しています。 2019年のハイライト論文は以下の4編に決定しました。 以下では受賞論文を出版順に並べています。 Kataoka, R., Nishiyama, T., Tanaka, Y. et al. (2019) Transient ionization of the mesosphere during auroral breakup: Arase satellite and ground-based conju… もっと読む
EPS誌第71巻(2019年)に出版された論文には、下記の査読者の皆さまのご協力をいただきました。 本誌に対する多大なる貢献に心より感謝申し上げます。 Link M. Abedi, IRANKali Allison, UNITED STATESChristine Amory-Mazaudier, FRANCERyosuke Ando, JAPANYosuke Aoki, JAPANRyuta Arai, JAPANMartin Archer, UNITED KINGDOMKimiyuki Asa… もっと読む
The quality of global-scale ionospheric plasma circulation maps provided by the SuperDARN radars depends strongly on the number of detected echoes. Over the last decade of relatively low solar activity, the best SuperDARN echo occurrence rates are in… もっと読む
北海道胆振東部地震(M 6.7)は、日高衝突帯前縁の褶曲断層帯下の深い場所(~37km)で発生した。Iwasaki et al. (2019)は、過去の制御震源探査データの再解析によってこの地域の詳細な構造を求め、胆振東部地震の余震分布との関連性を明らかにした。再決定された余震は、東に緩やかに傾き下がる東北日本弧内の地殻・上部マントルの深さ7-45 kmに分布し、東に急傾斜した形状を示す。上部マントル内の活発な余震活動は、千島弧側から剥離した地殻下部によって、東北日本弧上部マントル内の熱的対流が… もっと読む