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  • 2018.07.01

[Frontier Letter] Understanding and forecasting phreatic eruptions driven by magmatic degassing

Stix and de Moor (2018) compiled recent studies of phreatic eruptions and proposed two endmembers for phreatic systems. Type 1 systems are characterized by a sealed hydrothermal system. Injection of magmatic fluids causes pressurization of the hydrot… もっと読む

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  • 2018.07.06

[Frontier Letter] Lateral variation of the uppermost oceanic plate in the outer-rise region of the Northwest Pacific Ocean

Po波はマントル中を伝播する際の散乱によって形成される。そのため、波形が複雑で、コーダ中に含まれているであろう変換波の抽出は行われてこなかった。Tonegawa et al. (2018)では、Poコーダ波の動径成分と鉛直成分の相互相関を計算し、海洋性地殻の基盤やモホ面で変換したPos変換波を抽出することに成功した。さらに抽出したPos変換波を用いて、境界面の見え方や地殻内の異方性構造が海側からアウターライズ域にかけて大きく変化していることを見いだし、その実用性まで実証した。 Click to … もっと読む

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  • 2018.09.25

[Frontier Letter] Pyroclastic density currents associated with the 2015 phreatomagmatic eruption of the Kuchinoerabujima volcano

いわゆる低温火砕流は、水蒸気噴火やマグマ水蒸気噴火でしばしば発生するが、その内部の温度や流速といった物理的条件についてはほとんど報告がない.口永良部島2015年噴火に伴って発生した低温火砕流は、各種地球物理学的観測や、監視カメラ等による画像、また現地調査による堆積物の実態などの情報がそろっている貴重な観察例となった.画像から推測される火砕流の流速は秒速42m以上で、流路に沿った樹木が根こそぎ倒伏していることと調和的である.火砕流に覆われた地域では樹木の発火などは認められなかったが、植物が枯死した… もっと読む

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  • 2018.10.01

[Frontier Letter] Volcanic smoke reduction in visible and thermal infrared imagery

火山で写真を撮影すると,自分が実際に見たはずのものがなぜかうまく写っていなかったという経験はないだろうか.火口内の様子を観察する際に,人間は噴気の向こうに見え隠れするものを脳内でつなぎ合わせて知覚しているのに対して,ある瞬間を写した一枚の写真からでは,噴気に隠された部分に何があるのかは見えない.本論文では,このように我々が脳内で無意識的に,あるいはスケッチを取りながら意識的に行っている処理を,極めて単純なアルゴリズムにより,連続写真を用いて客観的かつ効果的に実現する方法を紹介している.可視および… もっと読む

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  • 2018.11.29

[Frontier Letter] Paleomagnetic studies on single crystals separated from the middle Cretaceous Iritono granite

長周期スケールの地球磁場変動を明らかにするためには、深成岩中に含まれるケイ酸塩鉱物単結晶を使った古地磁気測定が有効であると考えられている。Kato et al. (2018)は、全岩の古地磁気・岩石磁気研究がすでになされている白亜紀入遠野花崗岩から分離した斜長石単結晶を用いて古地磁気強度測定を行い、岩石磁気学的検討および全岩試料との比較から斜長石単結晶は信頼できる古地磁気強度情報を保持しうることを示した。得られた古地磁気強度推定値からは、白亜紀スーパークロン中頃の古地磁気強度は逆転のある時期と比… もっと読む

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  • 2019.02.27

[Frontier Letter] Imaging high-latitude plasma density irregularities resulting from particle precipitation: spaceborne L-band SAR and EISCAT observations

宇宙空間から降り込む粒子は高緯度の電離層に不規則なプラズマ密度構造を形成する。Sato et al. (2018) では、合成開口レーダ衛星を使用してノルウェーのトロムソ上空におけるプラズマ密度の空間的変化をイメージングした。電離層中には小さなパッチ状の構造を伴う数十kmのバンド形状が東西方向に広がっていることが観測され、その発生原因は非干渉散乱レーダーで同時観測された宇宙からの降下粒子であることが実験的に示唆された。     Click to view the articl… もっと読む

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  • 2019.06.02

[Frontier Letter] Constraining the magnetic properties of ultrafine- and fine-grained biogenic magnetite

Studies of biogenic magnetite and magnetotactic bacteria are gaining increasing prominence, spanning the disciplines of earth and planetary science and biological science. Zhang and Pan (2018) review the characterization of magnetite associated with … もっと読む

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