EPS誌の2023年インパクトファクターが発表されました。 2-year Impact Factor (2023) = 3.0 5-year Impact Factor (2023) = 2.9 また、インパクトファクター以外の数値は以下の通りです。 CiteScore (2023) = 5.8 H-index = 91 2-year Impact Factor 5-year Impact Factor 2023 3.0 2.9 2022 3.0 2.7 2021 3.362 3.442 20… もっと読む
Given the recent developments in machine-learning technology, its application has rapidly progressed in various fields of earthquake seismology, achieving great success. In this paper, we review the recent advances, focusing on catalog development, s… もっと読む
本研究は、地殻変動観測と理論・実験的考察を組み合わせることによって、活火山におけるダイク貫入停止のメカニズムについて考察した。ダイク貫入停止メカニズムについては以下の4つのメカニズムを考察した。(1) マグマの冷却による固化、(2) 貫入ダイクの体積不足、(3) マグマに働く負の浮力、(4) ダイク先端付近の応力擾乱。さらに、1997年・1998年伊豆半島東方沖群発地震および2015年桜島噴火未遂を例にとって、ダイク貫入停止のメカニズムを考察した。その結果、伊豆半島のケースについては貫入マグマの… もっと読む
No EPS Young Researcher Award was granted in 2023. もっと読む
The 2023 EPS Excellent Paper Award is granted to the paper by Kazutaka Mannen, Yohei Yukutake, George Kikugawa, Masatake Harada, Kazuhiro Itadera, and Jun Takenaka (2018). Chronology of the 2015 eruption of Hakone volcano, Japan: geological backgroun… もっと読む
微細な磁鉄鉱包有物をもつケイ酸塩鉱物単結晶は、過去の地球磁場を記録する信頼度の高い媒体として着目されている。深成岩などの試料から鉱物単結晶を分離して行う古地磁気測定は、特に長周期の地球磁場変動の解明や地球外試料が記録している古磁場の復元において重要な手法であるといえる。しかし、単結晶試料はは従来の古地磁気研究の主要な試料と比べて試料のサイズと磁化強度が小さく、精度の高い測定に工夫を要することもあり、現在のところ単結晶古地磁気研究は世界でもわずか数グループの研究者によって行われているのみである。そ… もっと読む
2022年1月15日に発生したフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の噴火は大気圏や電離圏に激しい擾乱を引き起こした。この噴火では大気の圧縮性が大気圏-電離圏擾乱に重要な役割を担っていると考えられるが、圧縮性に関連した現象はこれまで十分に調べられていなかった。我々は、大気の圧縮性に起因する現象を詳細に調べるために、軸対称3次元非静力学平衡大気モデルと全大気圏-電離圏結合モデルGAIAを用いた。その結果、このシミュレーションが衝撃波や大気と電離圏中の音波共鳴による振動など大気の圧縮性によるさまざまな… もっと読む